チノパンにハマる「バーンストーマー (TC ストレッチ チノ)」

チノパンに、どハマりしている。

 

「チノ・クロス」という生地を使ったカジュアルパンツの代表、チノパン。英国陸軍のズボンで元々は白だったが、汚れるから土色に染めたら、そのまま制服になったという起源がある。日本はアイビー・アメトラファッションで定番化された流れだ。M52から始まりバリーブリッケン、ガンホー、ビルズカーキ、カーハート、ディッキーズ…だいたいアメリカ、しかも少し太目でカジュアル。細身の日常着で仕事でも使えるチノパンないかな?と探していたところバーンストーマーに出会う。

 

バーンストーマーは、70年代のアイビーブームで人気となり、一度解散するものの2004年に復活したチノパン専業ブランド。生地はワークで、仕立てはトラウザーズの東北のスーツ工場で作られている。先日読んだ本「アメトラ」に書いてあったとおり、アメリカの服をコピーして突き詰めていったらアメリカ超えちゃったパターンの大人が履けるチノパン。

 

自分は、仕事でも履けるようにグレーを選んだら大正解。ワークパンツの生地なのに艶がある。作りは前出のとおりトラウザーズだから、シャツインしてジャケパンスタイルもOK。足元に向かってテーパードしているからケツが大きい、もしくはちょっと腹がぷよぷよでも細身に見える。裾幅18センチぐらいで細すぎないところはシャツアウトしても、リラックスした感じなのに小綺麗な良い雰囲気になる。なによりも履き心地が気持ちいい。あとは股上が浅めでスッキリ見えるのにチャックが深いから、男にとっては◎。1回履いただけなのに、とても良いチノパンなので同じ形、色違いのカーキ(ベージュ)を追加購入してしまった。

 

形がキレイで、どんな場面でも履けて、しかも履き心地が良い。そしてガンガン洗えて、履き込んだ方が雰囲気がでるっていう服は、絶対に価値がある。最近、ヴィンテージにも興味が…これは置いておいて、こういう服を作ってくれる人、売ってくれる人がいてくれるから履ける…バーンストーマーの3本目を物色中。

 

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